ハンガリー旅行記(19): エステルゴム、化学屋さんの街?

 ハンガリーのエステルゴム (Esztergom) の街と建物のご紹介です。エステルゴム、何だか化学屋さんには嬉しい?名前ですよね。この街はハンガリーの首都ブダペストから北西に直線距離で40km強のところにある人口約3万人の小さな街です。例によって地球の歩き方によると「キリスト教国家としてのハンガリー建国の地。ここにある大聖堂はハンガリー・カトリックの総本山。」とのことです。また、ドナウ川がハンガリー国内で大きくカーブする「ドナウベンド」に位置することでも知られているそうです。
 前置きが長くなりました。1枚目と2枚目がドナウ川の対岸方向から撮った写真で、ドーム状の建物が大聖堂、右側の赤い建物が王宮跡です。ドナウ川の風景とも相まってとても趣があり、初めて見た瞬間からこの場所がとても好きになりました。撮った写真は数知れずです。この方向は、大聖堂の裏側にあたります。

ドーム状の大聖堂と赤い屋根の王宮跡 (2015年06月28日撮影)
ドーム状の大聖堂と赤い屋根の王宮跡 (2015年06月28日撮影)

 向こう側に回り、大聖堂を正面から見たのが3枚目です。建物に寄りすぎて中央のドームはほとんど隠れてしまっていますが、ドームは高さ100m・直径が53.5mでハンガリー最大だそうです(総本山ですからね)。大聖堂のドームの中の様子を撮ったのが4枚目です。

正面から見た大聖堂 (2015年06月28日撮影)
大聖堂のドームの中 (2015年06月28日撮影)

 大聖堂は丘の上に建っていますが、この丘からドナウ川を撮ったのが5枚目、つまり1,2枚目とは逆の方向からの写真です。ドナウ川を挟んだ対岸はスロバキアで、ここにかかっている橋の中央が国境となっています。両国はシェンゲン協定加盟国なので、国境には「ここからスロバキア」(反対側は「ここからハンガリー」)という看板が架かっているだけです。この平和な状態がこれからも継続できると良いですが。

大聖堂のある丘からドナウ川を望む (2015年06月28日撮影)

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