ヨーロッパ旅行記(38): ポーランドの世界遺産ヴィエリチカ岩塩坑

 ポーランドの古都クラクフ(Krakow)からの日帰り旅行ですが、前回ご紹介のアウシュビッツともう一箇所、ヴィエリチカ岩塩坑(Wieliczka Salt Mine)をセットで回りました。今回はこのヴィエリチカ岩塩坑(Wieliczka Salt Mine)のご紹介です。
 地球の歩き方から引用しますと「地下64-325mに渡って複雑に入り組んだ採掘場の一部2.5kmが観光客に公開されている」とのことです。入ってすぐに木の周回階段でひたすら最深部まで降りてから、暗い通路を歩きます。ガイドさん曰く「唯一の食べられる世界遺産です」とのことで、1枚目のように塩を舐めようとしている人もいました。途中に2枚目のような大きなホールも作られていて、3枚目のような岩塩に刻んだ絵画がたくさん飾ってありました。暗い中をひたすら歩きますから、こんな風に飽きさせないような工夫もしてあります。

「唯一の食べられる世界遺産」ヴィエリチカ岩塩坑(Wieliczka Salt Mine) (2016年09月01日撮影)
ヴィエリチカ岩塩坑(Wieliczka Salt Mine)内の大きなホール (2016年09月01日撮影)
ヴィエリチカ岩塩坑(Wieliczka Salt Mine)の壁に刻まれた壁画 (2016年09月01日撮影)

 出口付近の記念撮影スポットが4枚目です。ユネスコの世界遺産は現在1,000箇所以上あるそうですが、1978年の初回登録時は世界で12箇所のみだったとのことで、ここは最初の12箇所に含まれていたのだとのことです。見ると12箇所は相当偏在しているような気もしますね。

ヴィエリチカ岩塩坑(Wieliczka Salt Mine)にある世界遺産の証 (2016年09月01日撮影)

 おまけですが、日帰りツアーからの帰りに乗っていたタクシーが5枚目のように事故に巻き込まれ、タクシーを乗り換えてホテルまで戻る必要がありました。怪我がなかった事、英語のできる運転手さんだったことなど、幸運が重なりましたが、一歩間違えると大変なことになる寸前でした。2年4ヶ月のヨーロッパ滞在中の最大のハプニングだったと思います。

帰り道にタクシーが事故に巻き込まれた (2016年09月01日撮影)

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