ヨーロッパ旅行記(16): 大航海時代に栄えたポルトガル

 今回のヨーロッパ旅行記はポルトガル(PORTUGAL)の首都リスボン(Lisboa)です。
 ご存知のようにポルトガルは大西洋に面した国、首都のリスポンは大西洋に注ぐテージョ川の河口付近にある街です。川といってもリスボンのあたりでは、向こう岸がはっきり見えないぐらいの大河です。
 川沿いに幾つかの観光スポットがあります。まず1枚目はベレンの塔(Torre de Belem)、地球の歩き方からの引用では「16世紀の建築で川の交通を監視する要塞」とのこと。ちょっと面白い建物でした。

「16世紀の建築で川の交通を監視する要塞」であるベレンの塔(Torre de Belem)(2015年12月23日撮影)


 2枚目が発見のモニュメント(Padrao dos Descobrimentos)、作製は1960年と新しく「エンリケ航海王子の500回忌記念」の建築だそうです。3枚目はモニュメント前の広場で見つけた日本の地図です。つまり「ポルトガルが1541年に日本を発見した」ということだそうです。

「エンリケ航海王子の500回忌記念」として1960年に作られた発見のモニュメント(Padrao dos Descobrimentos)(2015年12月23日撮影)
モニュメント前の広場で見つけた日本の地図で「ポルトガルが1541年に日本を発見した」という主張。(2015年12月23日撮影)

 ちょっと休憩してこの地方のお菓子、パステル・デ・ナタ(Pastel de Nata)を食べてみました。4枚目のようなお菓子ですが、あまりに美味しくて持ち帰りをオーダーしてしまいました。

とても美味しい焼き菓子、パステル・デ・ナタ(Pastel de Nata)(2015年12月23日撮影)


 「ヴァスコ・ダ・ガマの偉業を讃え、新天地への航海安全を祈念して1502年から約1世紀かけて建築された」ジェロニモス修道院(Moestro dos Jeronimos)、5枚目は荘厳な南門、6枚目は内部の教会です。大航海時代のポルトガルは世界征服も視野に入るほど栄えた一時代があり、それを象徴するようなとても立派な建物でした。

ジェロニモス修道院(Moestro dos Jeronimos)(2015年12月23日撮影)
ジェロニモス修道院(Moestro dos Jeronimos)内部の教会(2015年12月23日撮影)


 近年はヨーロッパの中でも経済破綻懸念の国(PIIGS)に入れられたりしてあまりぱっとしませんが、2016年はサッカーのヨーロッパカップで優勝したポルトガル、また様々な面で蘇ると良いですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です