ハンガリー旅行記(27): オーストリアとの国境の町ショプロン

 今回はブダペストから西に約200km、オーストリアと国境を接している町、ショプロン(Sopron)です。
 今改めて地図を見ましたが、位置的には接していると言うよりはほぼオーストリア。位置的には神奈川県なのに何故か東京都である町田市のような感じです。地球の歩き方によれば「オスマン帝国軍の襲撃を免れた数少ない街のひとつ」だそうです。やはりオスマントルコはハンガリーの歴史に大きな爪痕を残しているんですね。
 ローマ帝国時代の城壁が残っている城区域が街の中心部です。写真の1枚目は火の見塔(Tűztorony)で遠くからもよく見える街のシンボルです。2枚目は中央広場にある山羊教会(Tűztorony)です。中央広場には他のヨーロッパの街と同様、ペスト収束を記念して建てられた三位一体の像があり、これも教会の前に写っています。

ショプロンの火の見塔 (2016年06月18日撮影)
ショプロンの山羊教会 (2016年06月18日撮影)

 3枚目は精霊教会(Szentlélek templom)で15世紀の建設、また4枚目は聖ミハーイ教会(Szent Mihály templom)で、これは13-15世紀の建設だそうです。個人的には聖ミハーイ教会が渋くて一番好きでした。
 こじんまりした美しい街なので、アクセスさえできれば楽しめるなと感じました。オーストリアの首都ウイーンからは結構近いので、最近観光に力を入れようとしているようです。

ショプロンの精霊教会 (2016年06月18日撮影)
ショプロンの聖ミハーイ教会 (2016年06月18日撮影)

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