ハンガリー旅行記(28): 個人の宮殿の町フェルトゥード

 今回ご紹介するのはフェルトゥード(Fertőd)という街で、前回紹介したショプロン(Sopron)からバスで1時間弱のところにある小さい街です。街は小さく、その中心部にあるエステルハージ宮殿(Esterházy-kastély)が唯一の見どころだということで、Sopron観光とセットで日帰りで行ってみました。
 地球の歩き方によれば、エステルハージ宮殿は「ハンガリーのヴェルサイユ」と呼ばれる程の立派な宮殿であるとのことです。ただ、これが王家ではなく個人の資産家によって建てられたというのが特筆すべきことでしょう。時期は18世紀後半のようです。
 写真の1枚目は正面の門を入った直後、前庭はとても広く美しいです。内部の写真が2枚目、宮殿と呼ばれる建物ですから、とにかく広く立派でした。過去にヨーロッパの王家の宮殿を色々見ましたが、本当に引けを取らない感じです。

フェルトゥードのエステルハージ宮殿正面 (2016年06月18日撮影)
フェルトゥードのエステルハージ宮殿内部 (2016年06月18日撮影)

 建物の後ろ側には3枚目のような広い庭園がありました。少し散歩してみましたが、敷地の最後まではとても行く気がしませんでした。庭側から撮った建物の後ろ側の姿が4枚目です。この時代のお金持ちは、本当に凄かったのだと実感させられました。

フェルトゥードのエステルハージ宮殿庭園 (2016年06月18日撮影)
フェルトゥードのエステルハージ宮殿の庭側 (2016年06月18日撮影)

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