ハンガリー旅行記(25): オーストリアとの国境に近い小さな街ソンバトヘイ

 ハンガリーから、ソンバトヘイ(Szombathely)という街をご紹介します。ソンバトヘイはハンガリーの首都ブダペスト(Budapest)から西に約200km、人口約8万人の小さな街です。街の名前を直訳すると「土曜日の場所」、また地球の歩き方からの引用では「オーストリアとの国境近くにある歴史深き古都で、紀元43年にローマ皇帝クラウディウスによって築かれた」とのこと。さすがにここまで来ると、日本人には会いません。本当のヨーロッパ1人旅、「世界の車窓から」の音楽が頭の中を流れます。

 1枚目はフランシスコ派教会(Ferences templom)の外観です。街の中央広場付近にあり、広場・噴水・教会と典型的なヨーロッパの街の雰囲気を醸し出していました。2枚目と3枚目は大聖堂(Székesegyhéz)の外観と内部です。この大聖堂はハンガリーでは3番目に大きいそうです。工事中のため、その外観をあまりちゃんと見ることができなくて残念でした。

ソンバトヘイのフランシスコ派教会 (2016年03月26日撮影)
ソンバトヘイの大聖堂外部 (2016年03月26日撮影)
ソンバトヘイの大聖堂内部 (2016年03月26日撮影)


 4枚目はバルトークホール(Bartók hall)という建物です。もともとはシナゴーグとして建築されたけれど、現在はコンサートホールとして使用されているとのことです。音楽用途に転用されたので、ハンガリー出身の音楽家バルトークの名前が使われているようです。とても特徴のある形で印象的でした。

ソンバトヘイのバルトークホール (2016年03月26日撮影)


 最後5枚目は、謎のタワーです。何だろうと思って近くに行きましたが、現在は閉鎖中でした。これが建っている小さな公園内には、小さなサーキットの名残があったので、小サーキットの監視塔ということかなと思いました。日本風に言うとバブル時代の名残みたいな感じかも知れません。

ソンバトヘイの謎のタワー (2016年03月26日撮影)

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