ヨーロッパ旅行記(66): チェコのフルボカー城

フルボカー城 (Ceske Budejovice, CSEZ REPUBLIC)

 今回からしばらくはチェコのご紹介です。ドイツのドレスデンからチェコのプラハには電車で移動、プラハを起点に少し郊外までオプショナルツアーで出かけてみました。

 チェスケー・ブディェヨヴィツェという南部の町近くにフルボカー城(Zamek Hluboka)というお城があります。1枚目、2枚目が外観、白を基調にした美しい佇まいです。王家と貴族の間で所有者が移り変わったというような説明をしていただきましたが、残念ながらあまり詳しいことは覚えておりません。

フルボカー城の外観
フルボカー城の外観

 内部の見学ツアーもありましたが、多くのお城と同様に写真撮影は禁止でした。結構悪趣味なのが3枚目、4枚目のように門の上、中庭などに鹿の首をこれ見よがしに飾っているところ。更に5枚目のような不気味なドアノブもありました。一時期の所有であるシュヴァルツェンベルク家の紋章だそうで、 辮髪の東洋人(多分オスマン・トルコ兵)の生首にからすがたかっている、という意匠だそうです。ハンガリーでもそうでしたが、ヨーロッパにはオスマントルコの名残が大きいのですね。

フルボカー城の壁に装飾してある鹿の首
フルボカー城の壁に装飾してある鹿の首
フルボカー城の不気味なドアノブ

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